サイディング

構造と手入れ時期の目安

サイディングにも種類がたくさんあり塗装屋さんが塗替えを行う場合下写真の中の
窯業系サイディングというものがほとんどです。
セメントと石膏などを混ぜ合わせプレスしたものに工場で塗装処理している製品です。
厚みも以前までは12ミリのものが主流でしたが2008年から規格が変わり15ミリが標準になったそうです。

サイディングの種類

サイディングの構造を断面図的に見てみると下の画像の様になってます。

、、、なんか下手な図でごめんなさいm(_ _)m

サイディングの構造

施工は釘打ちが基本ですが、あまりに端っこに釘を打った為ひび割れてる現場をよく見ます。
最近の住宅では耐震性などの観点から金具で固定する方法も多くとられています。
年数経過とともに、下写真のようにジョイントのコーキングが裂けたり割れたりしてきます。
コーキングは紫外線に弱く弾力性が無くなり建物の歪みについていけなくなると裂けます

 目地部分の劣化

この写真の現場は12生のボードでしたが15生のボードの場合は3生くコーキングが
充填できる為、劣化しにくいそうですが半永久的ではありません。
窯業系サイディングは素材そのものに防水性は無く塗装で保護されてます。
その為下写真の様に 水分を含み始めると、次第にふやけてきます。高圧洗浄の圧力をあてるとえぐれてしまう場合 は貼り替えになりますので放置しすぎるとまずいです。
よくオラオラ系の訪問業者が「手に白い粉ついたら危険です!」とかセールストークを
してるみたいですが、あながち嘘ではありません。

防水切れ

ここの現場は台風の時、破断した目地コーキングから雨漏れしてました。
内装下地は石膏ボードで水に濡れるとふやけてふにゃふにゃでしたので
数枚張り替えた後、クロスもはりかえました。まぁこれは極端な例ですが、
放置できる限界は15年くらいではないかと思います。

雨漏れ

下写真は大手ハウスメーカーのお宅で築15年、お風呂場窓まわりの外壁です。

 サッシからの漏水

新築時サッシ取り付けの際の雨仕舞いが悪く、劣化したコーキングから外壁の内側に水がまわり
ボード自体が腐っていました。これは塗装の経年劣化というよりもサッシまわりの施工ミスという
人為的なものです。しかし、窯業系サイディングは素材そのものにはあまり防水性がないというのが
よくわかると思います。

サイディングのコーキングについて

サイディングのコーキングはどう修理するか?

コーキングの処置には2種類の方法があります。ひとつは下写真のように

切り取って新規に「打ちかえ」する方法 ↓

打ちかえ

もひとつは既存のコーキングの上から蓋をする「打ち足し」

打ち足し

上記どちらの方法で施工を行ってもこの上から塗ってしまえば「打ちかえ」か「打ち足し」かは
プロが見ても塗替え直後はわかりません。
「打ちかえすると費用もかかるし打ち足しで充分だよ」という声を聞くこともあります
しかし古くパリパリになった「輪ゴム」を引っ張ったら当然パチンと切れますよね?
ヘアバンドなら多少引っ張っても切れません。コーキングも同じで、切り取って新規打ち替え
することで、フレッシュなコーキングの「厚み」を確保できるのです。
ちなみに私が以前勤めていた大手リフォーム会社では「打ちかえ」はせず打ち足しで済ませてました
上に塗る塗料が弾力性のあるものだから大丈夫という言い分なのですがコーキングの厚みが12請宛
あるのに対し、塗膜の厚みは「アルミホイル」並みです。その塗膜に建物の揺れに追従せよ、
というのは、無理があると私は思います。
その為、余程状態の良い家以外は「打ちかえ」でいくのが理想と思います。

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6/3〜大分県臼杵市ひめ様邸の進行状況

   
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