【5】シーリング前準備 鉄部下地調整

22日は私の体調不良にてお休み致しました。 その夜中にけっこう雨が降ったようです
撤去した目地部分は、前日にガムテープで塞いでおりましたが、
もしかしたら、多少の水が入ったかも、、という事で、本日シーリング打設工程に移るのは
中止しました。  私は、午前中 御見積に伺うお宅があったので
相方に現場を任せて 午後から作業に参加しました。

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午後 帰ってきてからは しばし天日干しにするべく
塞いであったガムテープを撤去

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相方は、朝~夕方まで、鉄部(戸袋)等のケレン=目荒し
を ひたすら進めてもらいました。

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サンドペーパーにて 無数の小傷を入れてもらいます。

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さて、このケレン=目荒し という工程が どれ程の意味があるかの
実証試験をご覧ください。

スチール製の一斗缶の左半分は未処置  右半分のみ
サンドペーパーでガシガシ傷を入れてケレンしておきます。

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それぞれに同じ塗料を塗布

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乾燥後 それぞれに、カッターで 塗膜に切れ目を入れます。

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切れ目に沿って ガムテープをグリグリ転圧しながら貼り
思いっきり剥がしますと、未処置の塗膜は剥がれてしまうのに対し
しっかりケレンしてある塗膜は 全く剥がれません。

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ただ、こんな事をしない限り(自然環境下)においては
いきなり塗っても もしかしたら剥がれる事は無いのかもしれませんが
確実に付着させたい という観点で考えると この工程は大事になります。

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羽の1枚1枚にフィットさせながら、細かい部分も漏れなく
且つ、しっかりとした傷を となると
かなり根気を要します。 大 小あわせて7枚の戸袋のケレンに
ほぼ1日かかって(かけて) どうにか完了したようです。

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私はガムテ剥がしの後 シーリング打設前の雑用を担当
バルコニーの風抜き穴周囲の目地は、幅1ミリ位しか無い(突き付け)
部分があったので、多少でもシーリングの打ち代を確保するべく
少々掘りました。

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ご相談の結果、バルコニーの大がかりな改修工事は、見合わせる事に
決定致しました。が、パフパフ気味な部分があるので、できるだけ動かないように
しておきたかった為 腐食していない 間柱にむけて 数本ビス固定

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完全な状態とはいきませんが、当初の状態よりかは
だいぶ動かなくなったようです。

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ちなみに反対側のバルコニー部分も 同様な状態でした。

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バルコニー壁面の目地は、1部下地が無い状態になっております。
目地底の無い状態でシーリングを打設しても、左右断面への「転圧」が効かず
断面への接着不良となるのは確実ですので、目地底を作るべく
スポンジ状のバックアップ材を挿入。

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などといったような事の後 少々マスキング貼りを進めておきました。

   
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